こんにちは。会社員として働きながら、国家資格「キャリアコンサルタント」の勉強を始めました。
きっかけは、自分自身のキャリアに悩んだ経験でした。入社して数年が経ち、仕事にやりがいを見出せず、将来の見通しも持てないまま、なんとなく毎日を過ごしていました。転職を考えたとき、誰かに相談したくても、家族や友人には本音を話しづらく、専門家に相談するという発想もありませんでした。
そんな経験から、キャリアに悩む人の話をじっくり聞き、一緒に考える仕事がしたいと強く思うようになりました。調べていくうちに「キャリアコンサルタント」という国家資格の存在を知り、この資格を取って、いつか人のキャリアを支援する仕事に携わりたいと決意しました。
キャリアコンサルタントとは
キャリアコンサルタントは、働く人のキャリア形成を支援する専門家です。職業の選択や職業生活設計、職業能力の開発・向上について、相談・助言を行います。2016年に国家資格となり、いま注目が高まっている資格の一つです。
活躍の場は、企業内のキャリア相談窓口、ハローワーク、学校、人材派遣会社、キャリア支援サービスなど、幅広い分野に広がっています。働き方の多様化や転職の一般化が進む中で、キャリアの悩みを抱える人は増えており、その役割への期待は大きくなっています。
私自身、キャリアに悩んだときに頼れる専門家が身近にいなかった経験があるからこそ、この仕事の価値を実感しています。
資格を取るまでのルート
国家資格キャリアコンサルタント試験の受験資格は、主に次の3つのいずれかを満たすことです。
- 厚生労働大臣が認定する養成講習の課程を修了した人
- キャリアに関する相談の実務経験が3年以上ある人
- 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科・実技試験に合格した人
私のように実務経験がない場合は、養成講習を受講して受験資格を得るのが一般的なルートです。養成講習は厚生労働大臣の認定を受けた講座で、講義や演習、実習を合わせて140時間程度のカリキュラムが一般的です。受講時間や構成は講座によって異なります。
試験は年2回程度実施され、学科試験と実技試験に分かれています。片方の試験に合格すると、合格した試験は免除される「科目合格制度」があるのも、働きながら目指す身にはありがたいポイントです。
試験の内容
試験は、学科試験と実技試験の2つに分かれています。実施団体は、キャリアコンサルティング協議会と日本キャリア開発協会(JCDA)の2団体です。
| 区分 | 内容 | 受験料 |
|---|---|---|
| 学科試験 | 四肢択一マークシート50問・100分(100点満点中70点以上で合格) | 8,900円 |
| 実技試験(論述) | 事例記録を読んで記述式で解答(50分) | 29,900円 |
| 実技試験(面接) | ロールプレイ15分+口頭試問5分(150点満点中90点以上で合格) |
合格率は、学科試験が約8割、実技試験が約6割前後です。直近の第32回試験(2026年7月実施)では、学科が約8割、実技が約6割、学科・実技の同時合格率は4割台でした。学科は比較的合格しやすい一方、実技の壁は高いのが現状です。
特に面接試験は、キャリアコンサルタント役としてロールプレイを行い、相談者との関係づくりや問題の捉え方、相談者の気づきを促す展開が評価されます。知識だけでなく、態度やコミュニケーション力が問われるため、対策には時間がかかると感じています。
教材と学習計画
勉強を始めるにあたり、まず教材をそろえました。中心となるのは、試験範囲を網羅したテキストと過去問題集です。学科は知識問題なので、テキストで全体像をつかみ、過去問を繰り返し解くことで定着を図ります。
論述試験は、事例記録を読み、相談者の状況や課題を整理して解答する形式です。解答の型を身につけるため、週末にまとめて練習する時間を確保しています。面接試験は、知識だけでは太刀打ちできないため、養成講習の実習や模擬面接を活用して、実戦感覚を養うつもりです。
働きながらの勉強なので、無理のない計画を立てています。
- 平日:通勤時間を活用してテキストを読み込み、1日30分〜1時間を目安に勉強
- 週末:論述の演習と、面接のロールプレイ練習をまとめて実施
- 定期的に:過去問を時間を計って解き、本番の感覚に慣れる
学科は、繰り返し問題を解くことで知識が定着しやすいと感じています。一方、論述や面接は、実際に書いたり話したりする練習が必要で、独学だけでは限界があるため、養成講習の実習や自主的な練習会を活用するつもりです。
働きながらの勉強は時間の確保が難しいですが、毎日少しずつでも続けることが大切だと実感しています。勉強の習慣がつくと、仕事との切り替えもうまくできるようになってきました。
費用と期間のまとめ
資格取得にかかる費用の目安をまとめると、養成講習の受講料が25万円〜50万円、学科試験の受験料が8,900円、実技試験の受験料が29,900円です。給付金を活用できれば受講料の最大80%(上限あり)が戻るため、実質的な負担は大きく変わります。
期間は、養成講習が数ヶ月から半年程度、その後の試験対策を含めると、働きながらでも1年前後を目安に考えています。長い道のりですが、一歩ずつ進んでいきます。
これからのこと
国家資格を取ることがゴールではありません。その先で、働く人のキャリアに寄り添えるようになることが、私の本当の目標です。
勉強は始まったばかりですが、合格まであきらめずに続けていきます。このブログで進捗や気づきを発信していくので、同じように勉強を考えている方の参考になればうれしいです。

コメント